令和元年度 事業報告

平成31年4月1日から令和2年3月31日までの実績

1. 事業の成果

• 平成18年度より紀三井寺公園等指定管理者「紀の国はまゆう」の構成員として、当施設の管理運営業務を引き続き行う。 これまで同様、公園施設を安全かつ快適に利用できるよう、公園内の清掃や芝生、施設の維持 管理に力を入れ、今年度開催された「全国ろうあ高齢者大会」(9 月)「第 32 回ねんりんピック 紀の国わかやま 2019」(11 月)を無事盛会のうちに終了することができた。 特にねんりんピックにおいては総合開会式が当施設で行われ、47 都道府県、20 政令市の合計約 1 万人の選手団が入場行進を行った。 また今年度は以前より問題になっていた「地域猫対策」に本格的に取り組み、行政や近隣住民 の協力の元に合計 28 匹の去勢手術を実施することができた。 また有料施設におけるキャッシュレス決済の導入を始め、施設利用者の利便性を図った。
  今年度は全国的な新型肺炎の流行で、より一層施設を清潔に維持し、感染予防対策を徹底する 必要があった。未だに収束していない状況において、来園者が公園施設を安全、快適に利用で きるよう、来年度も引き続き情報収集及び感染予防対策の強化を行っていく必要がある。
• 平成26年4月1日より岩出市管理施設(さぎのせ公園)の指定管理業務を本年度も引き続 き行う。総合型地域スポーツクラブ等と協力して各種スポーツ教室を開催する等、来園者の利便性を 配慮し、カフェ事業や自動販売機による農産物販売等も実施した。
• 障害者とのコミュニケーションを図るため開講した「はまゆう手話教室」は平成18年度より 10 年以 上継続し、受講者はボランティア等で活動の場を広げている。今年度は 9 月に開催された「全国ろう あ高齢者大会」で手話教室受講者が打合せ準備から運営に積極的に関わり、開催に協力するこ とができた。
• 総合型地域スポーツクラブと協力して実施しているスポーツ教室や各種イベント等の運営等、本県の 文化活動の推進を図るため、和歌浦短歌賞を募集し、今年度も素晴らしい作品の応募を得ること ができた。
• H29 年 12 月より岩出市から業務委託を受け「ねごろ歴史の丘」道の駅の運営を行った。 観光の振興を図ると共に、地場産品の PR 活動を行い、岩出市や和歌山県のキャラクターをモチーフとし たオリジナル商品等の作成、販売を積極的に行った。 今年度は指定管理を行っている旧和歌山県会議事堂「一乗閣」にて缶バッジ塗り絵体験等 のイベントも開催した。

2. 事業の実施に関する事項