平成30年4月1日から平成31年3月31日までの実績
1. 事業の成果
- 平成23年度より 紀三井寺公園等指定管理者「紀の国はまゆう」の構成員として、管理業を引き続き行う。これまで「第70回2015紀の国わかやま国体」をはじめ様々な大会運営に協力してきたが、今年度も令和元年度「ねんりんピック紀の国わかやま2019」の開催を控え、施設をより安全かつ有効に利用できるよう、紀三井寺公園(競技場及び公園内)の芝生維持及び施設管理に力を入れて来た。特に今年度は全国的にも台風の影響を大きく受け、当公園も被害に遭うと共に、避難所としての施設の安全性を問われる年でもあった。このような大きな大会や災害に備え今年度も県内、県外の運動施設等の調査事業を積極的に行い、管理者同士の情報交換や協力を得ることができ、管理業務に役立てるよう努力した。また職員の教育訓練や資格取得及び地域の避難訓練等にも積極的に協力し、安心で安全な施設を提供をすると共に、利用者側の幅広いニーズにも対応していけるよう努めた。また施設を有効利用し幅広い来園者を集客できるように各種イベントの開催、企画に協力した。特に第2回となった「全国統一かけっこチャレンジ」は前回に続いての参加者も多く、継続的に開催する予定になっている。
- 平成26年4月1日より岩出市管理施設(さぎのせ公園)の指定管理業務を本年度も引き続き行う。総合型地域スポーツクラブ等と協力して各種スポーツ教室を開催する他、来園者の利便性を考慮し、カフェ事業や自動販売機による農産物販売等も実施した。
- 障害者とのコミュニケーションを図るため開講した「はまゆう手話教室」は平成18年度より10年以上継続し、受講者はボランティア等で活動の場を広げている。今年度は受講者も増え、少しずつではあるが周知されてきたように思われる。
- 総合型地域スポーツクラブと協力して実施しているスポーツ教室や各種イベント等の運営の他、本県の文化活動の推進を図るため、和歌浦短歌賞を募集し、素晴らしい作品の応募を得ることができた。
- H29年12月より岩出市から業務委託を受け「ねごろ歴史の丘」道の駅の運営を行った。観光の振興を図ると共に、地場産品のPR活動を行い、岩出市や和歌山県のキャラクターをモチーフとしたオリジナル商品等の作成、販売を積極的に行った。
- 平成30年10月より「ねごろ歴史の丘管理協会」の構成員として、道の駅「ねごろ歴史の丘」及び旧和歌山県会議事堂「一乗閣」の指定管理を行った。
2. 事業の実施に関する事項
(1) 特定非営利活動に係る事業
事業名 (定款に記載した事業) |
具体的な事業内容 | 実施日時 | 実施場所 | 従事者の予定人数 | 受益対象者の範囲及び人数 | 事業費の金額(千円) |
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地域の公園緑地、文化及びスポーツ施設を利用する活動を支援する事業 | 身体障害者との コミュニケーションを図るため手話教室を開催。 | 毎月2回13時30分から 15時30分 | 紀三井寺公園会議室 | 2人 | 手話教室参加者 | 157 |
地域の公園緑地、文化及びスポーツ施設に関する調査事業 | 県内外のスポーツ施設の視察及び指定管理者の調査研究事業 | 平成30年度随時実施 | 県内外のスポーツ施設公園等 | 8人 | 施設管理者 | 2,246 |
地域の公園緑地、文化及びスポーツ施設の運営に関する相談及び支援事業 | 紀三井寺公園等指定管理者の構成員として施設や芝生機械類等の維持管理及び受付事務等の管理業務 | 平成30年度 | 紀三井寺公園・相撲場 | 10人 | 施設管理者 | 45,280 |
さぎのせ公園の指定管理業務を行う。 | 平成30年度 | さぎのせ公園 | 10人 | 施設管理者・施設利用者 | 15,012 | |
総合型地域スポーツクラブ等の教室開催・設備・広報等の相談や支援を行った。 | 平成30年度 | 県内 | 5人 | スポーツ指導員 教室受講者 |
362 | |
職員の各種講習会派遣及び資格取得講習会派遣事業 | 平成30年度 | 全国 | 10人 | 管理職員 | 164 | |
指定管理拡大応募事業 | 平成30年度 | 全国 | 5人 | 管理職員 | 247 | |
地場産品等のPRやサービスに関する事業 | 岩出市キャラクターグッズ考案、作成事業 | 平成30年度 | 岩出市根来 | 5人 | 施設利用者 | 98 |
「ねごろ歴史の丘管理協会」の構成員として一乗閣及び道の駅の運営・管理業務を行う。 | 平成30年度 | 岩出市根来 一乗閣 道の駅 新棟 | 15人 | 利用者 | 41,450 |